わが母校は1920年(大正9年)に「下関市立下関中学校」として設立され、その後校名変遷を経て「山口県立下関西高等学校」として今日に至っており、2019年(平成31年)にはめでたく創立百周年を迎えます。
このため旭陵同窓会、旭陵教育財団、学校、PTA、四者が連携をとり創立百周年を迎えるにあたり記念事業に取り組むこととしております。
既に「山口県立下関西高等学校創立百周年記念事業実行委員会」を立ち上げ、具体的に検討を重ねてまいりました。
同窓の皆様には母校発展のため、日頃より温かい御支援を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、母校は大正九年(一九二〇年)に「下関市立下関中学校」として開校され、その後幾多の変遷を経て、「山口県立下関西高等学校」として今日に至っており、平成三十一年(二〇一九年)にめでたく創立百周年を迎えます。
この間、巣立った卒業生は二万五千名を越え、各界・各方面に多くの優秀な人材を輩出しており、日本全国はもとより海外においても活躍しておりますことは、誠に喜ばしいことであります。
「天下第一関」を校是とし、世相の急激な変化の中にあっても創立の精神を堅持して、日本の教育界の中核的役割を果たし、地域のリーダー校として確固とした地位を築いてまいりましたことは、母校を御支援くださる皆様のお陰と心より感謝申し上げる次第です。今後も引き続きその使命を託し、母校のさらなる発展を期待したいと考えております。
そこで、旭陵同窓会、旭陵教育会、PTA、学校の四者が連携し「山口県立下関西高等学校創立百周年記念事業実行委員会」を設置し、記念事業について検討を重ねてまいりました。その結果、教育環境整備の一つとして運動場の一角に、生徒の学習や交流に役立つ旭陵館(セミナーハウス)を建設することになりました。その他、記念式典の挙行、百周年記念誌の刊行、文化事業等(コンサート・記念講演会等)を実施することとしています。
この記念事業の実施のためには、一億四千万円の資金の調達が必要であります。出費多難の折、誠に恐縮ではございますが、趣旨をお汲み取りの上、募金に御協力を賜りますようお願い申し上げます。
平成二十九年 一月 吉日